フィン:形状&用途

フィンの種類

特徴

主な用途

ルーバー付き

Louvered fins

ルーバー付きフィンは、空気の撹乱を作り出しフィン表面の境界層を減らして熱伝導率を高めますが、コイル全体で気圧降下が起きやすくなります。

  • エバポレーター
  • 暖房および冷房
  • 軽度~通常程度のホコリのある環境に設置されたコンデンサ
  • このフィンの形状は、通常程度のホコリのある環境に設置されたあらゆる機械に最適

波形(低/高)

Corrugated fins

波形フィンも熱伝導率を高めますが、ルーバー付きフィンほどの効果はありません。エアフローに対する耐性も高くありません。

  • オフロード車両やホコリっぽい環境で使用される機器など、着氷がある、またはホコリっぽい環境の使用が予測される用途に最適

正弦波

Sine wave fins

正弦波フィンには、波形フィンを超える熱伝導率改善効果があります。このタイプのフィンは波形フィンと同程度のエアフロー耐性を持ちます。

  • あらゆるコイルに適切な汎用フィン。優れた出力対気圧降下比率を実現
  • 指定されていない場合に通常使用されるフィンの形状

フラット

Flat fins

フラットフィンはフィン表面での氷層の形成を防ぎますが、エアフロー耐性は最も低くなっています。

  • 急速冷凍庫
  • 冷蔵/冷凍システム
  • 受動的エアフローシステム


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